(大人の役割)

新聞紙チャンバラは、異年齢の子どもたちが集団で遊ぶゲームです。

大人は「ガキ大将の手本」として、振るまってください。

下手に子どもに勝たせようとすると、子どもが「客」になってしまい

「勝たせてもらった」という達成感が極めて小さい経験しか残りません。

大人がそれなりに本気を出しているところを倒してこそ、達成感も得られます。

もし負けた場合でも、「全然堪えてない。次は勝つぞ!」

と昔の自分を思い出して遊びとして楽しんで下さい。

 

(準備)

1)まず2つのグループに分かれ、青・赤のチームに分かれ、大将を決める

2)新聞紙の刀を作ります。

  新聞紙を開いて5枚重ね、なるべく細くまいていく、両端と真ん中をクラフトテープで留める。

2)スズランテープで青か赤のタスキを着けます。

3)「命」である紙風船を腰に取り付けます。スズランテープと紙風船の

 「お尻(口がない方)をクラフトテープで接着。膨らませて腰に巻きます。

4)腰ひもに「しっぽ」のスズランテープを通し、片方を膝までたらす。

5)青と赤の陣地に分かれ作戦を練る。

 

(ルール)

*新聞子を丸めて叩くのは紙風船のみ、それ以外は叩いちゃダメ。特に頭はダメ・振り回さない。

*しっぽを取られるか、紙風船を割られたら「戦死」、「戦場」を出て応援する

*全員が「戦死」するか大将が「討ち取られ」たら終了

*意図的に、紙風船以外を狙って叩いた場合は警告。

*小1以下の希望者は「おみそ」になる刀で叩いてはいけない。

 「おみそ」を倒すにはしっぽを取るしかない。

*新聞紙が「ムチ」のようになったら「強制交換」

 

(備考)

子どもたちが慣れ親しんだゲームは「死なないこと」「勝つこと」が最重要ですが、このチャンバラは、

「楽しむこと」「盛り上げること」を評価します。なので、そういう子どもは大げさに持ち上げましょう。

オヤジたちが集まって、学校とも習い事とも異なる価値観を子どもたちに伝えられればいいなぁと考えています。